小説家

小さい頃から夢という夢を持ったことのない子供だったんですが、 自分の夢について書く授業があって、友達が言っていたのをまねして、 小説家っていう体にしていました。

ただ、言葉っていうのは不思議なもので、将来の夢は小説家だっていうと、それに近づくために なにかしないといけないと思って、誰にも見せてないし内容も全く覚えてないですが １、２個小説をWordで書いたのは覚えてます。

そのときわかったことですが、本を書くっていうのは空想だけではできないんだなと幼心に思いました。 例えば、サスペンスのトリックで毒を用いるとなったら、致死量や毒が効くまでの時間など事細かに知ってないと トリックとしては使えないです。 色々な知識を持ってないと、良い本は書けないんだ、大変な仕事だなと思って、 非常に短い夢で終わりました。