スポーツ選手に年下が増えていたこと

大人になったというよりは歳を重ねたなと思う瞬間ですが、スポーツ選手に年下が増えていたことに気づいた時です。

よくスポーツ観戦をするのですが、「この選手、すごいな」と思って調べたときに、自分より年下だと気づくことが増えてきました。 以前は同年代の選手を見て「自分と同じくらいの年齢でこんなに活躍していてすごいな」と思っていたのに、いつの間にか「この若さでこの実力、将来が楽しみだな」と、親目線のような感想を持つようになっている自分に気づいて、少し驚きました。特に大学生の頃までは、年齢的にもプロの選手たちと近かったこともあり、勝手に"仲間意識"のようなものを感じていましたが、今ではどこか離れたところから見ている感覚に変わってきた気がします。

また、同年代の選手たちが引退を迎えたり、パフォーマンスのピークにあることを目にすると、「もうそんな年齢なんだな」と、自然と自分のこれからにも思いを巡らせるようになりました。選手としての人生が短い分だけ、時間の大切さや、自分がこれからどう過ごしていくかを意識する機会にもなっています。

スポーツは観ているだけでも熱くなれるものだけど、自分の年齢や立場の変化によって、見え方や感じ方まで変わっていくんだなと、改めて実感しています。